画面表示しなくなってしまったiPhoneXR
更新日:2021年4月3日
地元の学生さんの持ち込みです
画面にヒビがありしばらくしてから真っ黒に

写真右下に落っこちたらしい痕跡があります
ここから上に向かってヒビかはいった印象です
電源ボタン付近のガラスの割れ方は
コピー画面みたいですが
分解すると
純正画面でした
分解は大変

背面を分解するとこのような感じです
液晶に張り付いている
金属プレートを外すと全分解です
金属プレートだけでも縦に9個のねじがついています
液晶についているケーブルも変な風に張り付いていて
はがすのにコツが必要です
もう一つ面倒な部分は
耳スピーカー部分で
右から2個目の小さい金具です
取り外しは簡単ですが
取り付けがはまると5分とかかかることも
分解はこれで終了です
環境光修復をする

当店ではおなじみの写真です
先ほど背面パネルの話題になりましたが
最近は、あらかじめ取り付けられていることがあり、
面倒な作業はだいぶ省略されました
TrueToneは画面交換しても有効にならないので
この作業をして
有効になるようにします
ホームボタンの無いiPhoneは再生画面が人気

当店では、修理前に
コピー画面か再生画面かなどの説明をします
コピー画面は、今回と同じような破損をすると
即フリーズします
また、ゴーストタッチの危険性も高いです
そのリスクを選び廉価版にするのかという考え方があります
色合いに関しては、TrueToneを有効にすると
明るさが落ちるもののごまかせます
今回は、再生画面を選びました
iPhoneXRの画面交換では、コピーもありますが
再生画面の方が多いです
修理後は、TrueToneが有効になり
顔認証やその他操作も問題ありませんでした
お客様より
近くにiPhone修理店があり助かりました。部活の先輩に教えてもらい来店しました。レポートの提出などiPhoneにすべてのデーターがあり、取り出せない状態になっていました。すぐに持って行ったので、ゴーストタッチもなくデーターが無事だったことが何よりです。
店長より
データーが大切という方やiPhoneを破損させたのは今回が初めてという方は再生画面がお勧めです。コピー画面は所詮コピーで破損しやすいリスクもあれば破損後データーがなくなりやすいリスクもあります。再生画面は、色、タッチ性能以上に明るさが違います。今後有機EL機種でも、手の届く価格帯になってきたら導入を検討したいと思います。